千種有功(ちぐさありこと)
公卿、歌人[日本]
(嘉永7年8月28日没)
1854年 10月19日 死去享年58歳
千種 有功(ちぐさ ありこと、ちくさ ありこと)は、江戸時代後期の公卿・歌人。
経歴=
はじめ一条忠良、次いで有栖川宮織仁親王、久世通理らに入門して和歌を師事、。
和歌のみならず書画も能筆であり、また公家ながら刀剣を愛好し、その収集に飽き足らず自ら刀を鍛え、2000年代でもその遺作は蒐集家に人気がある。
東京都新宿区須賀町にある須賀神社に肖像・大岡雲峰画、歌・千種有功筆の三十六歌仙図が社宝として伝わっており、新宿区指定有形文化財(絵画)に指定されている。
系譜=
父:千種有条
母:不詳
養父:千種有秀
妻:不詳
生母不明の子女 - 養子を含め三男二女
男子:千種有顕
養子
男子:千種有名 - 中院通知の子
男子:千種有文 - 左近衛少将、今城定成の子
歌集=
『千々廼舎集』 全3巻
『日枝の百枝』
『ふるかがみ』
『和漢草』
千種有功が亡くなってから、170年と32日が経過しました。(62125日)