アンセルモ・マタイス 氏Anselmo Mataix
倫理学者[スペイン]
(上智大学名誉教授)
2012年 5月11日 死去肺炎享年85歳
1928年生まれ。25歳頃から本格的な日本研究を始め、マドリード大学で修士号、ローマのグレゴリオ大学で博士号を取得する。1953年から上智大学で教鞭を執り、’64〜71年助教授を経て、’71年から教授を務める。その後、’81年には同大学社会正義研究所所長。また、この間、人間学会会長も務める。日本語が堪能で、上智大学において和辻哲郎に関する研究で修士号を取得している。日本哲学会、日本倫理学学会会員で、主著は「日本人―日本人に残されたもの」(共著、’71年)、「宗教の対話」(共編、’73年)などがある。
アンセルモ・マタイス氏(上智大学名誉教授・倫理学)11日午後5時2分、肺炎のため東京都新宿区の病院で死去、84歳。スペイン出身。告別式は16日午後1時30分から千代田区麹町6の5の1の聖イグナチオ教会主聖堂で。喪主はマヌエル・シルゴ神父。
アンセルモ・マタイスさんが亡くなってから、13年と160日が経ちました。(4908日)