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河村錠一郎 氏(かわむらじょういちろう)

美術評論家、英文学者[日本]

2025年 9月19日 死去多発性骨髄腫享年90歳

河村 錠一郎(かわむら じょういちろう、1936年4月19日 - 2025年9月19日)は、日本の美術評論家、英文学者、比較芸術学者、翻訳家。
一橋大学名誉教授。
専門はイギリス美術史、特にラファエル前派。
来歴= 東京市浅草生まれ。
1960年東京大学文学部英文科卒、1965年同大学院博士課程中退、一橋大学経済学部講師。
1969年助教授、のち教授。
1996年言語社会研究科教授、2000年定年退官、名誉教授。
帝京大学教授。
のち客員教授。
2015年瑞宝中綬章受勲。
門下に加藤光也(元旧・東京都立大学教授)。
2025年9月19日、多発性骨髄腫のため、東京都のホスピスで死去。
89歳没。
著書= 『ビアズリーと世紀末』(青土社) 1980、新版 1991 『コルヴォー男爵 知られざる世紀末』(小沢書店) 1986.5、新版 1991 改題『コルヴォー男爵 フレデリック・ロルフの生涯』(試論社) 2005 『世紀末の美学』(研究社出版) 1986.6 『ワーグナーと世紀末の画家たち』(音楽之友社) 1987 『マニエリスムとバロック』(青土社) 1988 『イギリスの美、日本の美 - ラファエル前派と漱石、ビアズリーと北斎』(東信堂) 2021 共著= 『世紀末美術の楽しみ方』(新潮社、とんぼの本) 1998 『オーブリー・ビアズリー 世紀末、異端の画家』(島田紀夫共著、河出書房新社、小さな美術館) 1998 『バロックの魅力』(小穴晶子編、福島勝則・中村隆夫・諸川春樹共著、東信堂) 2007 翻訳= 『エレジー・唄とソネット』(ジョン・ダン、現 ……

河村錠一郎さんが亡くなってから、6日が経ちました。

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