ニコラス・カッツェンバック 氏
弁護士、政治家[アメリカ]
2012年 5月9日 死去享年90歳
ニコラス・デベルヴィル・カッツェンバック(英語:Nicholas deBelleville Katzenbach、1922年1月17日 - 2012年5月9日)は、アメリカ合衆国の政治家、弁護士。
司法次官補、司法副長官、司法長官、国務次官を歴任した。
生涯=
1922年1月17日にペンシルベニア州フィラデルフィアに誕生した。
フィリップス・エクセター・アカデミーに学び、プリンストン大学に入学し、1945年に文学士の学士号を得た。
1947年にはイェール大学で法学士の学士号を取得した。
また、1947年から1949年までローズ奨学生としてオックスフォード大学内のベリオール・カレッジに留学した。
1950年から政府内で働き始め、1950年から1952年まで空軍長官の法律顧問を務めた。
1952年には再び民間に戻り、イェール大学で法学の助教授、シカゴ大学で法学の教授として働いた。
ケネディ政権=
1961年にカッツェンバックはケネディ政権下で司法次官補となり、1962年からは司法副長官となった。
1962年10月のキューバ危機の際には海上封鎖に伴う法的措置に関して大きな役割を果たした。
またその2ヵ月後にはピッグス湾事件により、カストロに捕らえられた捕虜の釈放を求める交渉団の一員として活動した。
そのほかにもケネディ政権中の功績として、南部地域の大学における人種差別撤廃のために動いたことが挙げられる。
1963年にアラバマ州知事ジョージ・ウォレスが2人の黒人学生ジェームズ・フッドとヴィヴィアン・マローンの入学を阻止す ……
ニコラス・カッツェンバックさんが亡くなってから、12年と196日が経ちました。(4579日)