山本森之助(やまもともりのすけ)
洋画家[日本]
1928年 12月19日 死去享年52歳
明治10年4月2日、長崎の料亭「一力」2代目当主の長男として生まれる。明治27(1894)年、大阪で山内愚仙の下で洋画を学び、翌年上京、天真道場などに通い、東京美術学校(東京芸大)西洋画科選科に入学、明治32年に卒業した。白馬会展に出品し、35年白馬会会員。33年から3年間図画教師として沖縄に赴任する。38年第10回白馬会展に出品した「暮れゆく島」で白馬会賞を受賞。40年の第1回文展では代表作となった「曲浦」(東京国立近代美術館蔵)で3等賞を,翌年の第2回展でも「濁らぬ水」で2等賞を受賞した。45年には、中沢弘光らと光風会を結成し,のち文展・帝展の審査員も務めた。昭和3年12月19日没。
山本森之助が亡くなってから、96年と105日が経過しました。(35169日)