関岡扇令 氏(せきおかせんれい)
木版画刷り師・二代目[日本]
2010年 11月6日 死去心不全享年87歳
本名・関岡功夫。大正13年(1924年)生まれ。昭和20年(1945年)から、関岡仙太郎氏(初代扇令)について修業。昭和35年以後、二代目扇令を継いだ。江戸時代から続く摺師の系統、日本橋石町松村系の流れを汲む木版画摺師である。浮世絵は、版元(資本を持った企画者、販売元)、絵師、彫師、摺師の分業によって成り立っている。二代目扇令は、伝統的な浮世絵の覆刻だけでなく、現代版画の創作にも工夫を凝らし、精力的に取り組んだ。息子の関岡裕介が、三代目扇令を継いだ。
関岡扇令さんが亡くなってから、14年と15日が経ちました。(5129日)