長谷川裕見子 氏(はせがわゆみこ)
元女優[日本]
2010年 7月27日 死去転移性肺がん享年87歳
長谷川 裕見子(はせがわ ゆみこ、本名;船越 琴子、1924年12月8日 - 2010年7月27日)は、日本の女優。
夫は船越英二。
息子は船越英一郎、娘は平野洋子。
叔父は長谷川一夫。
東京都出身。
来歴・人物=
1924年、飯島まつの次女として誕生。
旧制・白百合高等女学校(現・白百合女子大学)を卒業した。
祖父・飯島次郎は建設業で名をなした。
長谷川一夫の姪にあたり、長谷川が主宰した劇団・映画会社新演伎座に所属した。
映画デビュー作は長谷川主演、大曾根辰夫監督の「遊侠の群れ」(1948年)。
1950年代から1960年代にかけ、東映の時代劇映画で活躍。
1958年1月13日、第2回日本映画見本市に出席のため、城戸四郎(松竹社長)、白川由美、宇治みさ子らと共にアメリカ合衆国のニューヨークへ出発。
同年2月8日、日本に帰国。
当時はまだ海外渡航自由化の前で、大変貴重なニューヨーク訪問となった。
同年、俳優の船越英二と結婚、1960年に長男で俳優の英一郎を出産。
女優としての最後の出演作品は、親友であった石井ふく子プロデュースによる東芝日曜劇場「一つだけのいのち」(1974年10月20日放送)であった。
その後は神奈川県足柄下郡湯河原町で長女(英一郎の妹)とともに旅館を経営していたが、長女には先立たれてしまった。
他に一般男性の次男もいる。
2010年7月27日午前4時44分、転移性肺癌のため湯河原町の病院で死去した。
85歳没。
墓所は新宿区正受院。
……
長谷川裕見子さんが亡くなってから、14年と69日が経ちました。(5183日)