島次郎 氏(しまじろう)
舞台美術家[日本]
2019年 4月9日 死去悪性リンパ腫享年74歳
島 次郎(しま じろう、1946年4月6日 - 2019年4月9日)は、日本の舞台美術家。
経歴=
北海道生まれ。
武蔵野美術大学卒業。
当初は油絵に取り組んでいた。
1970年代から、平面・立体の造形作品に取り組みながら、テント劇団「走狗」で舞台美術に関わった後、1980年代半ばから本格的に舞台美術にたずさわる。
2011年には、「島次郎 舞台美術 1986-2010」と題した展覧会が、座・高円寺地下のギャラリー・アソビバで開催された。
晩年は武蔵野美術大学客員教授、日本工学院専門学校非常勤講師として教鞭もとっていた。
2019年4月9日、悪性リンパ腫のため死去。
73歳没。
おもな受賞=
1998年 - 第32回紀伊国屋演劇賞個人賞(THE・ガジラ『PW』、『温室の前』、座・新劇『どん底』)
2001年 - 第28回(2000年度)伊藤熹朔賞(日本舞台美術家協会)(新国立劇場『マクベス』)
2002年 - 第9回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞(地人会『アンチゴーヌ』など)
2004年 - 第3回朝日舞台芸術賞(新国立劇場『浮標(ブイ)』、ひょうご舞台芸術『ニュルンベルク裁判』、新国立劇場『世阿彌』
2004年 - 紫綬褒章
2013年 - 第20回読売演劇大賞最優秀スタッフ賞(文学座アトリエの会『NASZA KLASA』、新国立劇場『リチャード三世』)
2016年 - 旭日小綬章
島次郎さんが亡くなってから、5年と227日が経ちました。(2053日)