カスパー・ダーヴィト・フリードリヒCaspar David Friedrich
画家[ドイツ]
1840年 5月7日 死去享年67歳
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(ドイツ語:Caspar David Friedrich、1774年9月5日 - 1840年5月7日)は、ドイツの画家。
カスパル・ダーヴィト・フリードリヒとも。
サイン
グライフスヴァルト出身、ドレスデンで没する。
フィリップ・オットー・ルンゲとともに、ドイツのロマン主義絵画を代表する。
宗教的含意をふくむ風景画によって知られる。
生い立ち=
初期の自画像
カスパー・ダヴィット・フリードリヒは石鹸・蝋燭業を営む父の4男として、当時スウェーデン領のドイツの最北端・フォアポンメルンのグライフスヴァルトにて生まれた。
幼少の頃、妹を亡くす。
13歳の時、河でスケート遊びをしていたところ、氷が割れて溺れ、彼を助けようとした一歳年下の弟・クリストファーが溺死してしまう。
フリードリヒはこのことで長年自分を責め続け、うつ病を患い自殺未遂を起こしたこともあった。
その後、姉や母も亡くし、これらのことが彼の画風や人格に大きく影響を与えていると言われている。
1794年、コペンハーゲンの美術アカデミーに入学し学ぶ。
その後、ドレスデンに転居し美術アカデミーに在籍する。
1799年、ドレスデン美術アカデミー展に出品。
1805年、ゲーテ主催のヴァイマル美術展に課題外の作品を出品し、受賞する。
1807年、油彩での本格的な制作を始める。
ボヘミアへ旅行。
1810年、『海辺の修道士』『樫の森の中の修道院』がプロイセン王室に買い上げられ ……
カスパー・ダーヴィト・フリードリヒが亡くなってから、184年と197日が経過しました。(67403日)