枝川弘 氏
映画監督[日本]
2010年 7月10日 死去享年95歳
枝川 弘(えだがわ ひろむ、1916年11月20日 - 2010年7月10日)は、日本の映画監督である。
現代劇を専門とし、1963年以降に手がけたテレビ映画『図々しい奴』『おくさまは18歳』『アイアンキング』の監督として知られる。
人物・来歴=
1916年(大正5年)11月20日、大阪府に生まれる。
1939年(昭和14年)、日本大学法文学部芸術学科(現在の日本大学藝術学部)を卒業し、日活多摩川撮影所に入社する。
1940年(昭和15年)には軍隊に徴収され、1945年(昭和20年)に復員、同撮影所の後進である大映(現在の角川大映撮影所)に復職した。
同撮影所では、田中重雄に師事した。
1950年(昭和25年)4月9日に公開された、今村貞夫のラジオ映画が製作した『人喰い熊』を監督している。
当時の評判はあまり芳しくはなかった。
その後、大映東京撮影所で、同い年の鈴木英夫の助監督をもっぱら務め、1951年(昭和26年)3月3日公開の『恋の阿蘭陀坂』ではチーフ助監督を務めている。
1954年(昭和29年)4月14日、満37歳のときに『五ツ木の子守唄』で再び監督としてデビューを果たしている。
1962年(昭和37年)12月26日、満46歳のときに公開された『団地夫人』が、枝川にとって、大映東京撮影所が製作した最後の劇場用映画となり、翌年1963年(昭和38年)には、大映テレビ室(現在の大映テレビ)が製作する『図々しい奴』を始めとするテレビ映画に専念する。
1964年(昭和39年)、大映を退社する。
満49歳を迎える ……
枝川弘さんが亡くなってから、14年と134日が経ちました。(5248日)