玉川伊佐男 氏(たまがわいさお)
俳優[日本]
2004年 1月1日 死去享年83歳
玉川 伊佐男(たまがわ いさお、1922年〈大正11年〉1月11日 - 2004年〈平成16年〉1月1日)は、日本の俳優。
本名同じ。
来歴・人物=
東京府東京市四谷区新宿(現・東京都新宿区四谷)出身。
1942年、松竹楽劇座入座。
1944年、渡満劇団新女苑入座。
1948年、松竹劇団新風俗文芸部入座。
1952年7月、劇団泉座に入団。
後に同劇団の代表となる。
プレーヤーズセンター、東京俳優生活協同組合を経て、1966年から2004年に亡くなるまで石原プロモーションに所属。
さまざまなジャンルの作品で知的な悪役を演じる一方、特撮テレビドラマ『スーパーロボット レッドバロン』等ではコミカルな演技やアクションも披露した。
日本俳優連合の常務理事として俳優の地位向上にも広く貢献。
1998年には芸能功労章も受賞した。
鈴木清順監督の信任も厚く、映画では数多くの清順作品に出演。
石原裕次郎とも日活映画への出演を通して交流を深め、石原プロモーション製作の刑事ドラマ『大都会』シリーズではレギュラーとして活躍した。
『スーパーロボット レッドバロン』で擬斗を担当した高倉英二は、玉川について「人柄が良く、芝居について遠慮なく話ができた」と証言している。
出演作品=
映画=
太陽のない街(1954年、新星映画)
女の決闘(1959年、新東宝)
日本仁侠伝 血祭り喧嘩状(1959年、日活)
下町の太陽(1963年、松竹)
拝啓天皇陛下様(1963年、松竹)
陸軍残虐物語(1963年、東映)
花と怒涛 ……
玉川伊佐男さんが亡くなってから、20年と325日が経ちました。(7630日)