川村たかし 氏(かわむらたかし)
児童文学作家[日本]
(日本児童文芸家協会長)
2010年 1月30日 死去敗血症享年80歳
川村 たかし(かわむら たかし、 1931年11月8日 - 2010年1月30日)は、日本の児童文学作家。
本名、川村 隆。
来歴・人物=
奈良県五條市出身。
奈良県立五條高等学校、奈良学芸大学(現・奈良教育大学)卒業後、花岡大学に師事。
「近畿文化」に寄稿したのを機に創作活動に専念。
1960年、花岡大学らとともに近畿児童文化協会を結成し、機関紙『近畿児童文化』を発刊した。
1970年に、花岡大学らと「幼年芸術」を発刊した。
1981年には那須正幹ら児童文学者らとともに児童文学創作集団「亜空間」を結成し、同名の季刊誌「亜空間」を創刊した。
1978年『山へいく牛』で国際アンデルセン賞優良作品賞、野間児童文芸賞を受賞し、1980年『山へ行く牛』『北へ行く旅人たち - 新十津川物語』で路傍の石文学賞を受賞、その後NHKによりテレビドラマ化(主演・斉藤由貴)された。
1981年短編集『昼と夜のあいだ 夜間高校生』で日本児童文学者協会賞、1989年『新十津川物語』(全10巻)で日本児童文学者協会賞、産経児童出版文化賞大賞、1995年『天の太鼓』で日本児童文芸家協会賞受賞。
創作長編・短編・ノンフィクション・評論など著書多数。
五條市の小・中学校・高校教諭、奈良教育大学、梅花女子大学教授を長く務めた。
奈良県立五條高等学校定時制教諭時代は野球部の監督を務め、1978年の全国高等学校定時制通信制軟式野球大会に出場した。
「もう一つの甲子園」という同大会の別称は、毎日 ……
川村たかしさんが亡くなってから、14年と295日が経ちました。(5409日)