那須正幹 氏(なすまさもと)
児童文学作家[日本]
2021年 7月22日 死去享年80歳
那須 正幹(なす まさもと、1942年6月6日 - 2021年7月22日)は、日本の児童文学作家、小説家。
代表作は「ズッコケ三人組(1978-2004)」シリーズ。
広島県広島市己斐(こい)(現・西区己斐本町)出身。
1978年から晩年まで、山口県防府市に在住していた。
来歴・人物=
生い立ち=
1945年8月6日、広島市庚午北町(現・西区)の自宅で母親の背中におぶさって被爆。
4歳の頃、近所に住んでいた新延輝雄の家に遊びに行き、「インテリぼうや」という渾名を貰ったことがある。
1949年広島市立己斐小学校入学。
クラスの3分の1は被爆して親のない子もいた。
中学2年生の時に、一年で同じクラスだった女生徒が原爆被爆による白血病を発症し、死亡した。
進学した広島市立庚午中学校は、当時荒れて教師による体罰は日常茶飯事、卒業式にはパトカーが待機した。
しかし文学の世界に興味を持つようになったのは、中三の時の予科練あがりの型破りな教師の影響という。
幼少の頃から本を読むより外で遊ぶ方が好きな少年だった。
特に熱中したのが昆虫採集で、これがもとで当時生物クラブが盛んだった広島市立基町高等学校に進学。
この高校で後年発表する『ズッコケ三人組シリーズ』に登場する宅和源太郎先生のモデルになる教師と出会う(ちなみにその教師は、後に有名になった歌手・松田聖子の親戚であった)。
同校卒業後、島根農科大学(現:島根大学生物資源科学部)林学科に進学し森林昆 ……
那須正幹さんが亡くなってから、3年と122日が経ちました。(1218日)