美濃部重克 氏(みのべしげかつ)
国文学者[日本]
(南山大学名誉教授)
2010年 1月23日 死去転移性肝がん享年68歳
美濃部 重克(みのべ しげかつ、1943年(昭和18年)12月3日 - 2010年(平成22年)1月23日)は、日本の国文学者。
略歴=
大阪府堺市生まれ。
1969年大阪大学大学院博士課程満期退学、1975年日本古典文学会賞受賞。
南山大学名誉教授(人文学部)。
2010年1月23日、転移性肝癌のため死去。
叙従五位、瑞宝中綬章追贈。
著書=
『中世伝承文学の諸相』和泉書院、1988
『観想平家物語』三弥井書店、2012
『美濃部重克著作集』全2巻 三弥井書店 2013
共編著=
『散文文学「物語」の世界』服部幸造共編 三弥井書店、1995 講座日本の伝承文学
『宗教伝承の世界』福田晃、村上學共編 三弥井書店、1998 講座日本の伝承文学
『酒呑童子絵を読む まつろわぬものの時空』美濃部智子共著 三弥井書店、2009
校注など=
『金撰集』西尾光一共編 古典文庫、1973
慶政『閑居友』校注 三弥井書店、1974 中世の文学
『源平盛衰記』(四)松尾葦江共校注 三弥井書店、1994 中世の文学
『源平盛衰記』(六)榊原千鶴共校注 三弥井書店、2001中世の文学
『女訓抄』榊原千鶴共編著 三弥井書店、2003 伝承文学資料集成
惟宗具俊『医談抄』編 三弥井書店、2006 伝承文学資料集成
『月庵酔醒記』服部幸造、弓削繁共編 三弥井書店、2007-2010 中世の文学
美濃部重克さんが亡くなってから、14年と302日が経ちました。(5416日)