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打越正行 氏(うちこしまさゆき)

社会学者[日本]

2024年 12月9日 死去急性骨髄性白血病享年46歳

打越 正行(うちこし まさゆき、1979年 - 2024年12月9日)は、日本の社会学者。
専門分野は沖縄、参与観察。
著書『ヤンキーと地元』(筑摩書房)が2020年に第6回沖縄書店大賞を受賞したことで話題となった。
略歴= 1979年に広島県で生まれる。
中学時代の学校は荒れていて、いじめられないためにパシリになっていた。
数学教員になるつもりで琉球大学に進学するが、授業でポール・ウィリスの『ハマータウンの野郎ども』の調査を知って感銘を受け、自身でも暴走族やヤンキーに話を聞きに行くようになる。
在学中に大学の駐輪場で、地元の少年たちが酒盛りをしながら少年たちの同級生に高校を辞めないよう説得している場面に出くわす。
打越自身はこれまでは学校が楽しくて、行くのは当たり前だと思っていたため、「学校は一部の人のために作られた場所で、自分は無知だった」と思い知る。
そこで、少年たちの話をちゃんと聞きたいと、大学院では社会学を専攻するようになった。
修士課程では広島の暴走族の調査研究を行い、直感的に沖縄県の暴走族の調査は重要な研究になると考え、博士課程では沖縄の暴走族について調査を始めた。
当初、「沖縄県外出身の年上の大学院生」ということで沖縄県の暴走族の少年たちにはなかなか信用されずにいた。
そこで中学時代の体験を活かし、暴走族のパシリとなることで仲間に入れてもらった。
下っ端となってからは、カラオケで先輩の好 ……

打越正行さんが亡くなってから、45日が経ちました。

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