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渡邉妙子 氏(わたなべたえこ)

刀剣研究者[日本]

2024年 2月24日 死去病気享年88歳

渡邉 妙子(わたなべ たえこ、1937年〈昭和12年〉 - 2024年〈令和6年〉2月24日)は、日本の刀剣学者。
公益財団法人佐野美術館理事長(前館長)。
女性日本刀研究者の先駆けとして知られており、“元祖刀剣女子”とも称されている。
経歴[編集] 前史[編集] 1937年(昭和12年)東京府生まれ。
東京都立南多摩高等学校(現在の東京都立南多摩中等教育学校)卒業後、1956年(昭和31年)4月に株式会社国連社に就職する。
次いで1957年(昭和32年)6月には第一銀行へ入行する。
第一銀行では英文タイピストとして従事していたが、周りの男性行員がものすごく優秀であったことから自身も勉強しようと思い大学進学を考える。
その上で家に絵や焼き物があったことから将来的に学芸員になろうと考え、慶應義塾大学文学部史学科の通信教育課程へ入学した。
大学では鎌倉時代から室町時代の中世文化を専攻していた。
1966年(昭和41年)に慶應義塾大学を卒業したが、当時東京では学芸員の募集が無かった。
たまたま文化庁にて11月10日開館準備中の佐野美術館が学芸員の募集をしており、渡邉が採用されたことからオープニングスタッフとして同年8月1日に佐野美術館へ入職する。
日本刀との出会い[編集] 佐野美術館の開館準備の際に、渡邉は初めて日本刀を目にすることになったが、後に研師の大家として人間国宝に認定される本阿弥日洲より「女が手にすると刀が錆びる」と言われ、刀を持つことが許され ……

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渡邉妙子さんが亡くなってから、154日が経ちました。

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