谷川道子 氏(たにがわみちこ)
ドイツ文学者[日本]
2024年 1月9日 死去心不全享年79歳
谷川 道子(たにがわ みちこ、1946年7月 - 2024年1月9日)は、日本のドイツ文学者、東京外国語大学名誉教授。
専門はドイツ演劇、特にブレヒトとハイナー・ミュラー。
岩淵達治に師事。
鹿児島県出身。
略歴=
1965年 鹿児島県立甲南高等学校卒業(在校中、文学部に所属。
作家の宮内勝典は先輩)
1970年 東京大学文学部ドイツ文学科卒業
1974年 同大学院人文科学研究科独語独文専攻博士課程中退、九州大学教養部専任講師
1976年 同助教授
1978年 成城大学経済学部助教授
1986年 同教授
1987年 東京外国語大学助教授
1993年10月 ウィーン大学日本学研究所 客員教授
1996年 東京外国語大学教授
2009年 東京外国語大学総合国際学研究院(言語文化部門・文化研究系)教授(大学院重点化による所属変更)
2010年 東京外国語大学定年退職、名誉教授
2024年 心不全のため死去。
77歳没。
著書=
『聖母と娼婦を超えて――ブレヒトと女たちの共生』 花伝社、1988年
『ハイナー・ミュラー・マシーン』 未來社、2000年
『ドイツ現代演劇の構図』 論創社、2005年
『演劇の未来形』 東京外国語大学出版会〈Pieria Books〉、2014年
共編著=
『境界の「言語」 地球化/地域化のダイナミクス』 荒このみ共編著、新曜社、2000年
『劇場を世界に 外国語劇の歴史と挑戦』 柳原孝敦共編著、エディマン、2008年
『演劇インタラクティヴ 日本×ドイツ』 秋葉裕一共編、早稲田大学出版部、2010年
翻訳=
『ブレヒト作業日誌』 秋葉裕一・岩淵達治・岡田恒雄・ ……
谷川道子さんが亡くなってから、317日が経ちました。