奥田拓道 氏(おくだひろみち)
栄養学者[日本]
2023年 11月1日 死去享年88歳
奥田 拓道(おくだ ひろみち、1936年1月22日- 2023年11月1日)は、日本の医学者、栄養学者、愛媛大学名誉教授。
専攻は生化学。
略歴=
福岡県に生まれる。
1962年九州大学医学部卒業。
1969年徳島大学医学博士。
徳島大学医学部付属酵素研究施設酵素生理部助手、同助教授、愛媛大学医学部助教授をへて、同教授。
2000年定年退官、名誉教授、熊本県立大学環境共生学部教授。
農林水産省学術審議委員として学術面で指導的役割を果たし、1993年には、愛媛大学内に「機能性栄養学」の講座を開設した。
和漢医薬学会会長、日本肥満学会会長、第54回日本栄養・食糧学会大会会頭などを歴任。
日本東洋医学会会員、日本キチン・キトサン学会会員。
著書=
『肥満』化学同人〈生命現象への化学的アプローチ〉、1984年
『和漢薬 生化学が解く薬と健康』中央公論新社〈中公新書〉、1987年
『ダイエットに強くなる』岩波書店〈岩波ジュニア新書〉、1992年
『機能性物質と健康』サンロード、1994年
『キチン・キトサンの科学 究極の機能性物質の本質を証す』東洋医学舎〈オルタナティブ選書〉、1998年
『「天然にがり」で病気が治る、美しくなる』日本文芸社、2004年
共編・監修=
『病気を理解するための生理学・生化学』前田浩・高田明和共編、金芳堂、1985年
『目でみる病態生化学』森沢成司共編、南江堂、1988年
『病気を理解するための生理学・生化学』高田明和・前田浩共編、金芳堂、1998年
『健康・栄養食品 ……
奥田拓道さんが亡くなってから、1年と21日が経ちました。(386日)