柴田保光 氏(しばたやすみつ)
元プロ野球選手、コーチ[日本]
2022年 10月9日 死去不整脈享年66歳
柴田 保光(しばた やすみつ、1957年8月20日 - 2022年10月9日)は、長崎県島原市出身のプロ野球選手(投手)・コーチ、解説者。
平成初のノーヒットノーランを達成している。
経歴=
中学卒業後は進学せず就職する予定であったが、入社試験に落ちたので島原農業高への進学を決めた。
島原農業高に進学後は柔道部に入部したが、毎日のように投げられてばかりで嫌になった。
顧問の先生に「退部させてください」と申し出たところ、「他の運動部に入るなら、許してやる」と返され、そこで、たまたま近所の先輩が所属していた軟式野球部を選んだ。
当時の同校には硬式野球部がなかったため軟式野球部に所属し、本格的に野球を始めたのは高校時代からとなった。
中学まで野球経験が無かったため、家にはバットもボールもなく、プロ野球中継も全く観たことが無かった。
入部後はセンターに遠投を命じられ、軽く120mほど投げたが、キャッチボールの相手が球を受けると痛がった。
捕手の主将が受けると、柴田は力まかせに投げ、主将はミットを外し、突き指しそうになった指を見せた。
主将が監督に「先生、こいつは地肩がえらく強かです。
ピッチャーが向いとります」と進言し配置が決まり、柴田自身は退部のタイミングをうかがっていると、今度は2年になる3月にエースであった先輩が突然退部。
監督からエースに指名されると、フォームを矯正され、変化球を教えてもらった。
3年夏の ……
柴田保光さんが亡くなってから、2年と43日が経ちました。(774日)