柳田泰己 氏(やなぎだたいき)
競馬騎手[日本]
2022年 8月9日 死去落馬事故享年30歳
柳田 泰己(やなぎだ たいき 1993年11月2日 - 2022年8月9日)は、千葉県松戸市出身の競馬騎手。
ニュージーランドを拠点としていた。
来歴=
両親と6歳上の姉、5歳下の妹の5人家族。
父親とのソリが合わず、中学生の頃から母方の祖父母に育てられる。
高校2年生であった2010年、オーストラリア・ブリスベンに短期留学し、ホームステイ先のホストメイトに連れられ現地のドゥームベン競馬場に行く。
そこで競馬の騎手に魅了され、それが騎手への道を志すきっかけとなる。
帰国後、家から通える乗馬クラブに姉の援助で通い始め、馬に乗ることから始める。
「騎手になるには大学を卒業してから」という家族の思いもあり、一旦大学へ進学するも、騎手への強い気持ちから1年で退学。
本格的に騎手になる道を進み出す。
2013年、鳥取県の大山ヒルズで騎手研修生となり、JRA調教師で元騎手の高橋康之から馬や騎手についての知識を教わる。
JRA競馬学校を受験するも、身長や体重の制限をクリアできず断念せざるを得なかったことを高橋に話したことで、「海外拠点がベストではないか」と助言を受ける。
その後大山ヒルズを辞め、2013年11月にワーキングホリデービザにて単身でオーストラリアへと渡る。
現地の厩舎で働きながら騎手への道を模索するもうまくいかず、延長した2年目のビザも終了するため2016年6月にいったん帰国する。
2016年10月秋にニュージーランドへ渡り、最初は北島マタマタ競 ……
柳田泰己さんが亡くなってから、2年と104日が経ちました。(835日)