財部鳥子 氏(たからべとりこ)
詩人[日本]
(元 日本現代詩人会会長)
2020年 5月14日 死去膵臓がん享年89歳
財部 鳥子(たからべ とりこ 1933年11月11日 - 2020年5月14日)は、日本の詩人。
元日本現代詩人会会長(2013~2014年)。
生涯=
新潟県出身、中国(満州)佳木斯市で育った。
1946年日本に引き揚げる。
立原道造の影響で詩作を開始。
2005年まで「歴程」に同人として参加。
2007年より「鶺鴒通信」を個人編集で発刊する。
1966年『わたしが子供だったころ』所収の『いつも見る死』で第2回円卓賞、1984年『西游記』で第9回地球賞、1992年『中庭幻灯片』で第10回現代詩花椿賞、1998年『烏有の人』で第6回萩原朔太郎賞、2003年『モノクロ・クロノス』で第18回詩歌文学館賞、2016年『氷菓とカンタータ』で第46回高見順賞を受賞。
2017年日本現代詩人会より「先達詩人の顕彰」を受ける。
中国現代詩の翻訳も行う。
2020年5月14日、すい臓がんのため死去。
87歳没。
主要著作=
詩集
『わたしが子供だったころ』(私家版 第一詩集 1965年)
『腐蝕と凍結』(地球社 1968年)
『愛語』(母岩社 1970年)
『花鳥 45』(思潮社 1975年)
『月と比喩』(書紀書林 1979年)
『西游記』(思潮社 1984年)
『枯草菌の男』(思潮社 1986年)
『中庭幻灯片』(思潮社 1992年)
『アーメッドの雨期』(思潮社 1994年)
『現代詩文庫 145 財部鳥子詩集』(思潮社 1997年)
『烏有の人』(思潮社 1998年)
『モノクロ・クロノス』(思潮社 2002年)
『衰耄する女詩人の日々』(書肆山田 2006年)
『胡桃を割る人』(書 ……
財部鳥子さんが亡くなってから、4年と191日が経ちました。(1652日)