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草場良八 氏(くさばりょうはち)

裁判官[日本]

(ロッキード裁判の最高裁大法廷判決時の裁判長)

2020年 3月13日 死去享年96歳

草場 良八(くさば りょうはち、1925年〈大正14年〉11月16日 - 2020年〈令和2年〉3月13日)は、日本の裁判官。
第12代最高裁判所長官。
来歴= 横浜地裁や東京地裁に勤務。
東京地裁では学生事件を裁き、刑事裁判が専門。
その後、最高裁秘書課長として新聞記者への広報活動をした。
最高裁経理局長、甲府地裁所長、東京高裁判事を歴任。
最高裁事務総長では矢口洪一最高裁長官を補佐して簡裁の統廃合を進め、長年の懸案であった法廷撮影の部分緩和をまとめた。
その後、東京高裁長官に就任。
1989年11月27日に最高裁判事に就任。
最高裁判事就任から3ヶ月後の1990年2月に最高裁長官に就任。
長官就任の挨拶では「長年にわたって築き上げてきた司法のよき伝統を受け継ぎ、国民から一層、信頼されうる司法の確立のため全力を尽くす」と述べた。
司法行政では矢口前長官が敷いた司法制度の見直しの踏襲を明らかにした。
服部長官時代に始まった裁判官の民間会社や省庁への派遣研修では人員を40名に増やし参加させるなどした。
1992年3月13日に拘置質問の際に弁護士会が実施している当番弁護士制度を利用できることを容疑者に告知するように全国の地裁に指示した。
1995年2月のロッキード事件丸紅ルート最高裁大法廷判決では、19年前の1976年7月の藤林益三長官時代の最高裁裁判官会議でアメリカ側証人の刑事免責を保証した上で行われた嘱託尋問調書について、証拠能力を否定する判決を裁 ……

草場良八さんが亡くなってから、4年と253日が経ちました。(1714日)

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