諏訪兼位 氏(すわかねのり)
地球科学者[日本]
2020年 3月15日 死去多臓器不全享年93歳
諏訪 兼位(すわ かねのり、1928年5月15日 - 2020年3月15日)は、日本の地球科学者。
専門は岩石学・地質学。
学位は、理学博士(名古屋大学・論文博士・1962年)(学位論文「領家変成帯の岩石学的及び地質学的研究」)。
名古屋大学名誉教授、日本福祉大学名誉教授。
日本アフリカ学会元会長。
経歴=
鹿児島県鹿児島市生まれ。
鹿児島県立第一鹿児島中学校 (旧制)、第七高等学校造士館 (旧制)を経て、1951年東京大学理学部地質学科卒業。
1962年、学位論文「領家変成帯の岩石学的及び地質学的研究」で、名古屋大学より理学博士の学位を取得。
その後、名古屋大学理学部地球科学教室教授、名古屋大学理学部長、日本福祉大学情報社会科学部長、日本福祉大学学長を歴任。
1962年名古屋大学アフリカ調査団に参加し、それ以降アフリカ大陸の地質に関心をもち、大地溝帯などの研究を行った。
日本地質学会賞、渡邉萬次郎賞(日本岩石鉱物鉱床学会)、朝日歌壇賞受賞。
2020年3月15日、多臓器不全のため名古屋市の病院で死去。
91歳没。
エピソード=
諏訪は短歌をよくし、朝日新聞の歌壇に投稿しては取り上げられ、全国版に印刷となっている。
このため経歴欄にあるように、朝日歌壇賞も受賞している。
著書の欄にあるように、歌集も発行している。
スケッチも得意であり、幾つかの著書の中には、アフリカの大地のスケッチなども載っており、地球科学者の似顔絵を載せているものも ……
諏訪兼位さんが亡くなってから、4年と251日が経ちました。(1712日)