マリス・ヤンソンス 氏Mariss Ivars Georgs Jansons
指揮者[ロシア]
(ラトビア出身)
2019年 11月30日 死去享年77歳
マリス・イヴァルス・ゲオルグス・ヤンソンス(Mariss Ivars Georgs Jansons, 1943年1月14日 - 2019年11月30日)は、ラトビアの指揮者。
人物・来歴=
生い立ち=
マリスは、後にエフゲニー・ムラヴィンスキーと共にレニングラード・フィルハーモニー交響楽団の指揮者を務めたアルヴィド・ヤンソンスを父としてリガで生まれた。
母イライダ・ヤンソンスはユダヤ系の歌手で、マリスを産んだ当時は父親と兄弟をリガ・ゲットーで殺害され、リガに潜伏中だった。
レニングラード音楽院でピアノ・ヴァイオリン・指揮を学んだ後、ウィーン国立音楽アカデミーに留学。
留学先ではスワロフスキーやエスターライヒャー、そしてザルツブルクでカラヤンの薫陶を受ける。
デビュー=
1971年にカラヤン国際指揮者コンクールで2位の成績に輝き、同じ年にはレニングラード・フィルを指揮してプロ・デビューを果たす。
1973年からレニングラード・フィルの副指揮者を務め、ムラヴィンスキーの助手として多くの物を吸収したと後にヤンソンスは述懐している。
1977年にはムラヴィンスキーと共にレニングラード・フィル日本公演に帯同して初来日。
1986年の同団日本公演に際しては、当初帯同が予定されていたものの来日がキャンセルされたムラヴィンスキーの代理として公演を指揮するという活躍ぶりを日本の聴衆に披露した。
ヤンソンスはムラヴィンスキーの死後も、しばらくの間はレニングラード・フィル(ソ連解体後 ……
マリス・ヤンソンスさんが亡くなってから、4年と309日が経ちました。(1770日)