小林伸明 氏(こばやしのぶあき)
プロビリヤード選手[日本]
2019年 11月25日 死去享年78歳
小林 伸明(こばやし のぶあき、1942年〈昭和17年〉3月26日 - 2019年〈令和元年〉11月25日)は、日本プロビリヤード連盟 (JPBF) 所属のプロビリヤード選手。
和歌山県出身。
世界スリークッション選手権大会で12連覇を狙うビリヤードの神様レイモンド・クールマンスを破って世界チャンピオンに輝き、以後「ビリヤードの神様を破った男」「世界の小林」と呼ばれる。
アダム・ジャパン専属。
子息の小林英明も同連盟に所属している。
来歴・人物=
自分で作った小さいビリヤードテーブルを使ってビリヤードを始めた。
父親がビリヤード場の経営を行っており、そこに来店する客がプレイする様子を見ながら、ボールの挙動に心を奪われ、追求していくことになる。
ビリヤードで日本一になり、世界に挑みたかったと望み、1962年に日本プロ選手会(現JPBF)へ入会。
様々な個性を持つプロ達に揉まれて自分を伸ばし、自分の道を見つけようと思ったという。
その願いが叶い、1971年に全日本スリークッション選手権で優勝、1974年まで4連覇。
4連覇した同年の1974年にはアントウェルペンで開催された世界スリークッション選手権大会でレイモンド・クールマンスを破り、スリークッション競技で日本人初となる世界チャンピオンとなった。
1982年にはメキシコで開幕となった第1回世界スリークッションタッグ戦で小森純一と組み優勝。
続く第2回大会(1985年)でも優勝し、連覇を遂げた。
個人戦でも1984 ……
小林伸明さんが亡くなってから、4年と362日が経ちました。(1823日)