松尾文夫 氏(まつおふみお)
ジャーナリスト[日本]
(元共同通信社ワシントン支局長)
2019年 2月25日 死去享年87歳
松尾 文夫(まつお ふみお、1933年8月12日 - 2019年2月25日)は、日本のジャーナリスト。
東京都出身。
経歴=
祖父は、2.26事件で岡田啓介総理大臣の身代わりとなった岡田の義弟、松尾伝蔵大佐。
よって岡田は大伯父にあたる。
父は、元陸軍大佐で東京ピアノ工業創業者の松尾新一。
伯父に政治家の迫水久常や伊藤忠会長の瀬島龍三がいる。
上皇明仁の学友でもあり、学習院では一年間を清明寮(東京・白金の学習院大学キャンパス内に戦後、高等科に進学した皇太子(上皇)のために造られた学生寮)の二人部屋で暮らしたが、生前に周囲にそのことを明かすことはほとんどなかったという。
1956年3月、学習院大学政経学部政治学科卒業。
同年4月、共同通信社入社。
大阪社会部、本社外信部を経てニューヨーク、ワシントン特派員(1964-69)。
バンコク支局長(1972-75)。
ワシントン支局長(1981-84)。
論説委員などを歴任。
この間、1971年4月10日発売の中央公論5月号に 「ニクソンのアメリカと中国 − そのしたたかなアプローチ −」と題する論文を発表、米中和解を予測した。
1984年末から、共同通信社が米国のAP通信、ダヴ・ジョーンズ社と提携して展開した、国際金融情報サービス「テレレート」の業務を担当。
(株)共同通信社常務取締役、(株)共同通信マーケッツ代表取締役社長などを歴任。
2002年5月、松尾文夫事務所を設立、シャーナリストに復帰。
アメリカ専門家として活動を開始。
……
松尾文夫さんが亡くなってから、5年と270日が経ちました。(2096日)