桂三木助(かつらみきすけ)
落語家・二代目[日本]
1943年 12月1日 死去享年60歳
桂 三木助(かつら みきすけ)は落語の名跡。
もと(初代と2代目)は大阪落語の名であったが、3代目以降は東京に移り、三代目以降は小林家の人物が名乗っている。
なお、初代三木助は立川三木助(たちかわ みきすけ)であるが、便宜上、この項に含める。
初代 立川三木助(1844年 - 1916年5月16日)は、立川三木門下。
後に初代桂文三、2代目桂文枝を経て、桂文左衛門を名乗る。
江戸・東京の立川(たてかわ)一門とは関係ない。
2代目 桂三木助(1884年11月27日 - 1943年12月1日)は、2代目桂南光(後の桂仁左衛門)門下。
桂手遊(おもちゃ)を経て、2代目三木助を襲名。
3代目 桂三木助(1902年3月28日 - 1961年1月16日)は、6代目春風亭柳橋の総領弟子で大阪時代に2代目の預かり弟子でもあった。
また、一説に2代目の隠し子ではないかと言われた。
格調高い文芸路線で知られる。
十八番は「芝浜」。
3代目以降、三木助の名跡は小林家で受け継がれる。
4代目 桂三木助(1957年3月29日 - 2001年1月3日)は、3代目三木助の実子。
早い頃からテレビで売れる(二つ目名・柳家小きんとして)。
2001年自殺。
5代目 桂三木助(1984年3月19日 - )は、当代。
3代目・三木助の孫、4代目・三木助の甥。
11代目金原亭馬生に入門したが、二つ目昇進に伴い桂の亭号と3代目三木助の前名である三木男を名乗り、2017年9月に真打に昇進し5代目・三木助を襲名した。
桂三木助が亡くなってから、80年と356日が経過しました。(29576日)