今西幹一 氏(いまにしかんいち)
国文学者[日本]
(前二松学舎大学長)
2009年 5月1日 死去肝不全享年74歳
今西 幹一(いまにし かんいち、1936年2月26日 - 2009年5月1日)は、日本の国文学者。
近代文学、とりわけ近代詩歌・短歌研究を専門とし、佐藤佐太郎・正岡子規など歌人研究に業績をあげた。
元二松学舎大学学長・名誉教授。
『佐藤佐太郎短歌の研究―佐藤佐太郎と昭和期の短歌』により、第6回日本歌人クラブ評論賞を受賞。
略歴=
大阪市出身。
大阪府立高津高等学校を経て、1967年に関西学院大学大学院文学研究科修士課程日本文学専攻を修了、1970年に同博士課程単位取得満期退学。
大阪府立箕面高等学校教諭などのかたわら、研究に従事。
1976年より山梨英和短期大学助教授、1982年同教授、1988年より二松学舍大学の教授。
2005年から2009年まで同学長。
著書=
短歌シリーズ・人と作品 佐藤佐太郎 桜楓社、1981
佐藤佐太郎の短歌の世界 桜楓社、1985
子規百首・百句 和泉書院、1990
正岡子規の短歌の世界 有精堂出版、1990
文人短歌1・2 朝文社、1992
佐藤佐太郎短歌の研究 おうふう、2007
佐藤佐太郎短歌の諸相 おうふう、2010
今西幹一さんが亡くなってから、15年と204日が経ちました。(5683日)