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茂登山長市郎 氏(もとやまちょういちろう)

サンモトヤマ会長[日本]

(幸田真音の小説「舶来屋」のモデル)

2017年 12月15日 死去肺炎享年97歳

茂登山 長市郎(もとやま ちょういちろう、1921年(大正10年)11月24日 - 2017年(平成29年)12月15日)は、日本の実業家。
グッチ、エルメス、ロエベなどヨーロッパの一流ブランドを、いち早く日本に紹介したファッション業界の先駆者で、株式会社サンモトヤマを創業した。
経歴= 1921年、東京で祖父が創業した高級ニット雑貨の卸問屋の三代目として生まれる。
太平洋戦争に従軍中、中国・天津の租界で目にした欧米の数々の一流品の持つ“美”に感動。
それが後の茂登山の生き方に大きな影響を及ぼす原点となった。
戦後、東京・有楽町で主にアメリカ製品を扱う商売からスタートし、1955年株式会社サンモトヤマを設立。
1957年、有楽町から日比谷・三信ビルへ移転。
ヨーロッパから帰国した著名な写真家、名取洋之助から「伝統ある美しいヨーロッパの文化を売れ」という忠告を受け、1959年初渡欧。
各地の美術館、教会、ホテル等に見られる伝統文化や、美しいブランド品に衝撃を受け、ヨーロッパの一流品の販売を通じてその文化の落差を日本へ紹介するという理念を持つ。
1962年フィレンツェにて“グッチ”と日本の総代理店の契約を結んだのは、そのひとつの結実であった。
1964年東京オリンピックの年に、銀座・並木通りにセレクトショップをオープン。
グッチ、エルメス、ロエベ、バカラ、ラリック、パテックフィリップ、ピアジェ等々、ヨーロッパのブランドを扱う専門店として注 ……

茂登山長市郎さんが亡くなってから、6年と341日が経ちました。(2533日)

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