サンドフォード・フレミングSandford Fleming
鉄道技師、発明家[イギリス→カナダ]
1915年 7月22日 死去享年89歳
サンドフォード・フレミング(英: Sir Sandford Fleming、1827年1月7日 - 1915年7月22日)はカナダの土木技師、電信工学者。
世界標準時を提案したことで知られている。
1910年ごろエイトケン卿の軍門にくだり、カナダセメント(現ラファージュホルシム)の名誉会長となった。
経歴=
1827年、スコットランドのコルコーディでアンドリューとエリザベス夫妻の間に誕生し、14歳の時測量技師の見習いとなる。
18歳となった1845年に、兄のデイヴィッドと共に当時植民地だったカナダへ移住し、ケベック・シティーやモントリオール、キングストンなどを経て、1847年に従兄弟の居るピーターボロに到着。
1849年には、カナダで正式に測量技師の資格を取得する。
1849年に友人と測量技術者のための団体 Royal Canadian Institute を設立し、1851年11月4日には法人格を取得してカナダ王立協会 (Royal Society of Canada) となる。
1851年に発行されたカナダ初の郵便切手となる3ペンス切手に描かれたビーバーの図柄は、彼のデザインによるものである。
この間、彼は測量技師として Grand Trunk Railway などに雇われており、1855年には Northern Railway of Canada のチーフエンジニアに就任し、全カナダの鉄道施工を始め、安全性に問題のあった木製の鉄道橋に代わって鉄橋を建設する事を提唱するなど、路線設置工事を監督した。
この業績も含めた、彼のそれまでの功績を称えて、1897年に当時イギリス国王だったヴィクトリアは彼にナイトの爵 ……
サンドフォード・フレミングが亡くなってから、109年と123日が経過しました。(39935日)