オットー・フォン・ゲーリケOtto von Guercke
化学者、発明家[ドイツ]
(真空の研究に業績)
1686年 5月21日 死去享年85歳
![オットー・フォン・ゲーリケ - ウィキペディアより引用](http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/e/ec/Otto_von_Guericke_portrait.jpg/200px-Otto_von_Guericke_portrait.jpg)
オットー・フォン・ゲーリケ(Otto von Guericke、元の綴りはGericke。
ユリウス暦1602年11月20日 - 1686年5月11日、グレゴリオ暦1602年11月30日 - 1686年5月21日)は、ドイツの科学者(物理学者)、工学技師、政治家。
特に真空の研究で知られている。
人物・生涯[編集]
ドイツのマクデブルクの貴族の家に生まれた。
ドイツの大学で法学と工学(数学)を学ぶ。
さらにイギリス、フランス、オランダに留学。
その後、エルフルトで工学技師として働いていたが、1627年にマクデブルクに戻って市会議員となった。
1631年、三十年戦争によりマクデブルクから脱出し、スウェーデンのグスタフ2世の軍隊に入隊。
1646年からドイツのマクデブルク市長を務め、三十年戦争のマクデブルクの戦いで壊滅状態に陥ったマクデブルクの復興に力を尽くした。
1686年に死去。
オットー・フォン・ゲーリケ大学マクデブルク はゲーリケの名を冠している。
業績[編集]
ゲーリケの業績には大気圧に関する研究と静電気に関する研究がある。
大気圧研究[編集]
L'electrisée: 静電気発生装置(1750年ごろの版画)
1650年、任意の容器に接続でき、シリンダーとピストンでその容器内の空気を排気する真空ポンプを発明し、真空の特性の研究に使った。
真空中では音が聞こえない、火が消える、果物を長く保存できる、などの実験をしている。
ゲーリケは気圧の力についての実験を公開している。
銅製の半球状容器(マクデブルク ……
オットー・フォン・ゲーリケが亡くなってから、338年と64日が経過しました。(123519日)