宋美齢 氏
中華民国の指導者・蒋介石の妻[台湾]
2003年 10月23日 死去老衰享年106歳
宋 美齢(そう びれい、ソン・メイリン、繁: 宋 美齡、1898年3月4日〈光緒24年2月12日〉- 2003年10月23日)は、中華民国の指導者蔣介石の妻。
立法委員、輔仁大学董事長、中国国民党中央委員会委員、中国国民党航空委員会秘書長を歴任した。
日中戦争中にはアメリカ合衆国義勇軍「フライング・タイガース」の設立に携わり、「中華民国空軍の母」と称された。
台湾民主化以前はよく蔣介石の名字を込めて蔣宋美齢と呼ばれ、欧米では蔣夫人(Madame Chiang)と呼ばれた。
信仰はキリスト教南メソジスト派で最晩年まで篤く帰依した。
すべての人に要求されても回想録を書かず「一切天にゆだねるのみ」の態度で臨んだというが、たった一冊「西安事変回憶録」(蔣中正・宋美齢『西安半月記・西安事変回憶録』1937年)を残している。
略歴=
1898年:3月4日、客家の宋嘉澍の三女(3男3女の4番目)として上海共同租界に生まれる。
1908年:9月3日、9歳半にして日本経由でアメリカに留学(乗船当時の旅券が現存)。
次姉慶齢と同伴して米国に滞在。
1917年:アメリカのウェルズリー大学卒業。
1927年:12月1日、蔣介石と結婚。
蜜月を莫干山で過ごす。
1930年:国民党中央委員会委員就任。
1937年:国民党航空委員会秘書長就任。
1943年:カイロ会談に同席。
蔣介石の通訳を務める。
1943年12月25日:青天白日勲章受章。
1949年:共産党との内戦に敗れて台湾に撤退した蔣介石と同道せず、(1948 ……
宋美齢さんが亡くなってから、21年と43日が経ちました。(7713日)