キャノンボール・アダレイJulian Edwin "Cannonball" Adderley
ジャズアルトサクソフォーン奏者[アメリカ]
1975年 8月8日 死去脳梗塞享年48歳
キャノンボール・アダレイ(Julian Edwin "Cannonball" Adderley、1928年9月15日 - 1975年8月8日)は、フロリダ州タンパ生まれのジャズ・アルト・サックス奏者。
マイルス・デイヴィスのグループで活躍し、ソウル・ジャズ、ファンキー・ジャズの立役者の一人としても知られる。
リズム感とフィンガリングテクニックを駆使した奇抜なフレージングが持ち味である。
あだ名の『キャノンボール』の由来は、キャンニバル(cannibal:大食漢)に由来する。
言葉が慣用化してこのように変化したという。
弟にコルネット奏者のナット・アダレイがおり、共演もしている。
略歴=
1928年フロリダ州タンパに生まれる。
1955年にニューヨークに移り、オスカー・ペティフォードのカフェ・ボヘミア公演に参加したことで、ジャズ・ミュージシャンの間で実力が注目され、同年サヴォイ・レコードと契約、さらに10月にはサラ・ヴォーンのアルバム『サラ・ヴォーン・イン・ザ・ランド・オブ・ハイ・ファイ』の録音でソロイストに抜擢された。
1957年にマイルス・デイヴィス・セクステットに参加。
アダレイはマイルスのアルバム『マイルストーンズ』(1958年、コロムビア・レコード)と『カインド・オブ・ブルー』(1959年、コロムビア)に参加。
ソロ初期にマイルスの実質リーダー作として録音されたアルバム『サムシン・エルス』(1958年)は、ジャズの佳作である。
収録曲ではシャンソンの曲「枯葉」(Autumn Leaves)がヒ ……
キャノンボール・アダレイが亡くなってから、49年と63日が経過しました。(17960日)