宮迫千鶴 氏(みやさこちづる)
画家[日本]
2008年 6月19日 死去リンパ腫享年62歳
宮迫 千鶴(みやさこ ちづる、1947年10月16日 - 2008年6月19日)は、画家・エッセイスト。
夫は画家の谷川晃一。
来歴=
広島県呉市出身。
1970年、県立広島女子大学文学部卒業。
1984年エッセイ集『超少女へ』で注目され、上野千鶴子との対談を刊行、絵のほかに多くの女性論などのエッセイを刊行した。
一貫してオカルト、スピリチュアルへの関心を抱いていた。
1996年には『婦人之友』の表紙絵を担当していた。
2008年6月19日午後11時57分、リンパ腫のため死去した。
発言=
1991年の朝日新聞夕刊に連載していたコラムで、「(女性の結婚相手の条件として)3高というと怒る男性がいる。
しかし男性から3高をとったら何が残るのかと、ふと考えてしまう。
」と書いた。
天野祐吉が同じく朝日新聞連載コラム「天野祐吉のCM天気図」で女性の3高志向を批判したのを受けたものであった。
著書=
イエロー感覚 不純なもの、あるいは都市への欲望 冬樹社 1980.10
<女性原理>と「写真」 来たるべき“水瓶座の時代"のために 国文社 1984
超少女へ 北宋社 1984 のち集英社文庫
多型倒錯 つるつる対談 上野千鶴子 創元社, 1985.12
ダークサイドの憂鬱 「崩壊家庭」の社会学 三田格共著 時事通信社 1986
ママハハ物語 思潮社 1987 のちちくま文庫
ハイブリッドな子供たち 河出書房新社 1987 のち文庫
不惑の星座 リクルート出版 1988
サボテン家族論 河出書房新社 1989
少女物語 筑摩書房 1990 のち文庫
緑の午後 東京書籍 1991
……
宮迫千鶴さんが亡くなってから、16年と155日が経ちました。(5999日)