アンリ・コルピ 氏Henri Colpi
映画監督[フランス]
2006年 1月14日 死去享年86歳
アンリ・コルピ(Henri Colpi、1921年7月15日 - 2006年1月14日)はスイス出身でフランスで活躍した映画監督、雑誌編集者、脚本家、音楽家、編集技師。
ヌーヴェルヴァーグを支えた編集技師として、またマルグリット・デュラス脚本による映画『かくも長き不在』の監督として知られる。
来歴・人物=
モンペリエ大学で文学を修めたのち、パリへ上京し国立高等映画学院(IDHEC)へ。
1947年、『映画とその人々 Le cinéma et ses hommes』を執筆、出版。
1949年5月、週刊の映画雑誌『レクラン・フランセ』出身の当時23歳のジャーナリストのジャン=シャルル・タケラと、当時27歳のコルピは月刊誌『シネ・ディジェスト』を創刊。
おもな執筆者は、タケラ、コルピ、アレクサンドル・アストリュックほか。
1950年6月、同誌は第14号をもって廃刊。
1951年4月にアンドレ・バザンらによって『カイエ・デュ・シネマ』誌が創刊され、1956年4月の第58号には、『「ピカソ 天才の秘密」はいかにして生まれたか Comment est né « Le Mystère des Picasso »』を巻頭に寄稿。
1950年代、演出家となるまでのコルピは、編集技師としてアラン・レネ『二十四時間の情事』や『去年マリエンバートで』、アニエス・ヴァルダの長編デビュー作『La Pointe Courte』を手がけ、ヌーヴェルヴァーグをモンタージュの側面から支えた。
チャールズ・チャップリンに呼ばれ『ニューヨークの王様 A King in New York』も編集している。
また1980年になってから ……
アンリ・コルピさんが亡くなってから、18年と311日が経ちました。(6886日)