西山正行 氏(にしやままさゆき)
西山牧場創業者[日本]
2004年 1月18日 死去心不全享年82歳

西山 正行(にしやま まさゆき、1921年10月12日 - 2004年1月18日)は、日本の実業家、馬主、競走馬生産者。
経歴=
→「西山牧場」も参照
明治大学出身。
第二次大戦後、学生時代の友人である米国籍の二世・亀田某と偶然再会し、CID(GHQの犯罪捜査局)の通訳をしていた亀田を通じて当時極めて入手困難であった無為替輸入のライセンスを得る。
進駐軍の物資を横流した利益で銀座にキャバレーを開き、その利益で土地や建物を次々と買い占めた。
1950年に朝鮮戦争が始まると、立川の基地前に東洋一の規模と称するキャバレー「モナコ」を開設。
朝鮮帰りの休暇兵相手の商売は面白いほど儲かった。
1955年6月に会社を創立(1968年10月西山興業株式会社に社名変更)。
多角経営を進め、1960年代前半で金融業、不動産業、ゴルフ場経営(埼玉県さいたま市西区の大宮国際カントリークラブ他)、レストランやリゾートホテル(千葉県館山市の館山グランドホテル他)、高級クラブ「シロー」(現在閉店)[注 1]等を経営した。
西山は政界有力者との深い繋がりを通じて、吹原産業事件で逮捕された森脇将光の別邸や日本橋の土地、黒い霧事件で逮捕・失脚した田中彰治の広大な牧場、力道山の遺したリキマンションや三浦半島油壺の土地などを次々と安価で買取った。
また政財界の黒幕と呼ばれた児玉誉士夫とも親しかったとされる。
1966年10月には西山牧場を創業。
牧場面積は約400haと当時としては日本最大 ……
西山正行さんが亡くなってから、21年と165日が経ちました。(7835日)