倉光俊夫 氏(くらみつとしお)
作家[日本]
1985年 4月16日 死去享年78歳
倉光 俊夫(くらみつ としお、1908年11月12日 - 1985年4月16日)は、日本の小説家。
略歴=
東京市浅草生まれ。
法政大学文学部国文科を卒業。
朝日新聞社会部記者、松竹演劇部・映画部勤務を経て作家活動に入る。
武田麟太郎の『人民文庫』に参加の後、1941年に池田源尚・古沢元らと同人誌『麦』を創刊。
1943年に『連絡員』で第16回芥川賞を受賞。
怪奇小説を数々ものす傍ら、高橋竹山を取り上げた『津軽三味線』も著している。
著書=
『連絡員』文藝春秋社 1944
『冷べたい水の村』家の光協会 1970
『津軽三味線』立風書房 1976
『売られていぐ村』家の光協会 1977
『倉光俊夫自撰随筆集』日本随筆家協会 1985
表話編歴芥川龍之介賞
1930年代 - 1950年代(第1回 - 第42回)1930年代
第1回 石川達三「蒼氓」
第2回 該当作品なし
第3回 小田嶽夫「城外」/ 鶴田知也「コシャマイン記」
第4回 石川淳「普賢」/ 冨澤有爲男「地中海」
第5回 尾崎一雄「暢気眼鏡」他
第6回 火野葦平「糞尿譚」
第7回 中山義秀「厚物咲」
第8回 中里恒子「乗合馬車」他
第9回 半田義之「鶏騒動」/ 長谷健「あさくさの子供」
第10回 寒川光太郎「密獵者」
1940年代
第11回 高木卓「歌と門の盾」
第12回 櫻田常久「平賀源内」
第13回 多田裕計「長江デルタ」
第14回 芝木好子「青果の市」
第15回 該当作品なし
第16回 倉光俊夫「連絡員」
第17回 石塚喜久三「纏足の頃」
第18回 東野邊薫「和紙」
第19回 八木義徳「劉廣福」/ 小尾十三「登攀」
第20回 清水 ……
倉光俊夫さんが亡くなってから、39年と219日が経ちました。(14464日)