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榛葉英治 氏(しんばえいじ)

作家[日本]

1999年 2月20日 死去享年88歳

榛葉 英治(しんば えいじ、1912年〈大正元年〉10月21日 - 1999年〈平成11年〉2月20日)は、日本の小説家である。
来歴・人物= 静岡県掛川市生まれ。
静岡県立掛川中学校(現在の静岡県立掛川西高等学校)を経て、早稲田大学英文科卒業。
満洲国外交部に勤める。
敗戦後引き揚げ、仙台市の東北連絡調整事務局に勤務したが、1948年、辞職、上京して創作活動に専念、多くの通俗小説を書く。
初期作品に『渦』『淵』『流れ』三部作がある。
1958年の『赤い雪』は敗戦時の満洲の混乱を描き、直木賞受賞。
外祖父の村岡素一郎は民間史論家で、徳川家康の出自に関して独自の研究を行った。
著書= 蔵王・蘇える女 東京文庫, 1951 女人開花 鱒書房(コバルト新書) 1955 渦・淵・流れ 近代生活社, 1956 赤い雪 和同出版社, 1958 誘惑者 光文社, 1958 女の砂漠 光書房, 1958 乾いた湖 和同出版社, 1958 夜と昼の顔 アサヒ芸能出版, 1959 漂う女 小壷天書房, 1959 愛する日々 光文社, 1960 午後の遊び 人間動物園 昭和書館, 1961 女人記 七曜社, 1962(不作法随筆シリーズ) 史疑 徳川家康 雄山閣出版、1963 - 徳川家康の入れ替わり説を説いた村岡素一郎『史疑』の現代語訳。
改題『史疑 徳川家康物語』雄山閣出版、1972年。
復題再刊『史疑 徳川家康』雄山閣出版、1991年、新版、2008年。
河出文庫、2022年。

榛葉英治さんが亡くなってから、25年と275日が経ちました。(9406日)

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