園田天光光 氏(そのだてんこうこう)
元政治家、元衆議院議員[日本]
(日本初の女性国会議員)
2015年 1月29日 死去多臓器不全享年97歳
園田 天光光(そのだ てんこうこう、1919年1月23日 - 2015年1月29日)は、日本の政治家。
日本初の女性代議士の一人。
夫は園田直。
旧姓は松谷(まつたに)。
人物・来歴=
生い立ち=
東京出身。
実業家・松谷正一の長女として生まれる。
「天光光」という個性的な名前は本名であり、政治好きの正一が「明治維新の志士のような革命家になって欲しい」という願いを込めて命名したという。
青山学院、1940年東京女子大学英語専攻部、1942年早稲田大学法学部をそれぞれ卒業し、1944年から海軍省報道部嘱託を務め全国の海軍工廠をめぐり勤労動員のカウンセラーをしていた。
最初は名前が長いことから末尾の「光」を省略して「天光(てんこう)」と記していたが、末尾の「光」が世の中の光になってほしいという願いが込められていることを知り、三字で書くようになったと述べている。
三人の妹のうち二人は「天星丸」(てんほしまる、次女)、「天飛人」(あまひと、三女)といずれも個性的な命名をされており、四女「徳子」(とくこ)は出産時に亡くなった母(正一の妻)と同名である。
二人の妹は、それぞれ医師・医学者(元藤田保健衛生大学教授、元川村学園女子大学教授)、公認会計士となった。
川崎市稲田堤に疎開し、戦後は、戦争で生き残ったことに対する罪悪感のような思いに苛まれながら過ごしていたが、1945年10月1日の朝、ラジオ番組で「上野公園で餓死者が累々と横たわって ……
園田天光光さんが亡くなってから、9年と297日が経ちました。(3584日)