福田みどり 氏(ふくだみどり)
司馬遼太郎記念財団名誉理事[日本]
2014年 11月12日 死去心不全享年86歳
福田 みどり(ふくだ みどり、1929年(昭和4年) - 2014年(平成26年)11月12日)は、作家司馬遼太郎夫人で、司馬没後は、司馬遼太郎記念財団理事長に就いた。
実弟は同財団理事長を引き継いだ上村洋行。
大阪府出身。
旧姓・松見。
人物=
大阪樟蔭女子専門学校(現・大阪樟蔭女子大学)卒業後、1949年(昭和24年)産経新聞社に入社し、まず「こども大阪」(タブロイド判、週刊、後に廃刊)を担当、後に文化部に移動。
婦人欄担当記者として活躍した(最初は料理記事を担当)。
1959年(昭和34年)に同じ産経新聞社の記者だった福田定一(後の作家司馬遼太郎、翌1960年(昭和35年)に直木賞を受賞)と結婚する。
1964年(昭和39年)に同社を退社後は、夫を終生支え続けた。
1996年(平成8年)2月の司馬の死去をうけ、同年11月1日に司馬遼太郎記念財団を創設。
2014年(平成26年)11月12日、心不全のため死去。
85歳没。
著書=
『司馬さんは夢の中 (1・2・3)』(中央公論新社、2004年(平成16年)- 2007年(平成19年))
中公文庫で再刊(2008-2012年)
ドキュメンタリー=
「妻が語る思い出の作家たち 司馬遼太郎〜22歳の自分への手紙〜」(1997年、NHK)
福田みどりさんが亡くなってから、10年と9日が経ちました。(3662日)