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中山茂 氏(なかやましげる)

科学史家[日本]

2014年 5月10日 死去肝細胞がん享年87歳

中山 茂(なかやま しげる、1928年6月22日 - 2014年5月10日)は、日本の科学史家。
神奈川大学名誉教授。
国際科学史アカデミー(International Academy of the History of Science)副会長。
経歴[編集] 兵庫県尼崎市生まれ。
1941年、(旧制)大阪府立北野中学校(現・大阪府立北野高等学校)に入学、同期に漫画家の手塚治虫、元駐英大使の北村汎、東大名誉教授で医学者の渥美和彦がいる。
翌年、広島県に転居し(旧制)広島県立広島第一中学校(現・広島県立広島国泰寺高等学校)に編入。
1945年、(旧制)広島高等学校理科甲類(現・広島大学)に入学したが、高須(現・広島市西区)の自宅で原爆により被爆する。
1948年、東京大学理学部天文学科入学のため上京、1951年に卒業。
その後、平凡社に入社。
1955年、フルブライト留学生としてハーバード大学大学院に入学、トーマス・クーン、エドウィン・O・ライシャワーと出会う。
在学中に英ケンブリッジ大学、京都大学へ留学した際、ジョゼフ・ニーダム、薮内清に師事する。
1960年、科学・学術史専攻の博士号(Ph.D. in History of Science and Learning)取得。
帰国後、東京大学教養学部に講師として着任、定年一年前に助教授となる。
1989年、東大を定年退官し、神奈川大学教授となった。
2008年から2009年、カリフォルニア大学ロサンゼルス校ポール・テラサキ・チェア。
2014年5月10日午後8時23分、肝細胞癌のため東京都渋谷区の病院で死去。
85歳没。

推定関連画像

中山茂さんが亡くなってから、10年と78日が経ちました。(3731日)