鈴木光枝 氏(すずきみつえ)
女優[日本]
2007年 5月22日 死去享年90歳
鈴木 光枝(すずき みつえ、1918年〈大正7年〉7月29日 - 2007年〈平成19年〉5月22日)は、日本の女優。
概要=
劇団文化座代表を務め、創設メンバーの一人である。
昭和・平成期を代表する新劇女優で、晩年は新劇界の重鎮であった。
北林谷栄、初井言榮と並んで老け役としても著名。
来歴・人物=
東京府東京市神田区(現:東京都千代田区)出身。
東京市立第一高等女学校(現:東京都立深川高等学校)中退。
井上正夫に師事して井上正夫演劇道場入り、1932年に『乳姉妹』で初舞台を踏む。
1942年、後に夫となる佐佐木隆、山村聡、山形勲らと劇団文化座を結成。
佐佐木の死後は自らが代表に就任し、日本の新劇界の発展に尽力。
実年齢以上の中年女性役・老女役を多く演じ、北林谷栄、初井言榮とともに「新劇界の三大婆さん(役)女優」と呼ばれて評価されていた。
2007年5月22日、老衰による心不全のため千葉県柏市の病院で死去。
88歳。
娘は佐々木愛で、評伝に大笹吉雄著『女優二代 鈴木光枝と佐々木愛』がある。
主な受賞歴=
芸術優秀賞(1975年)
紫綬褒章(1982年)
勲四等宝冠章(1991年)
出演=
舞台=
おりき
越後瞽女日記
荷車の歌
乳姉妹
その人を知らず
三婆
映画=
怪談せむし男(1965年・佐藤肇監督) - 霊媒
典子は、今(1981年) - 富永つね
ひめゆりの塔(1982年) - 糸洲の老婆
白蛇抄(1983年・伊藤俊也監督)
男はつらいよ 寅次郎サラダ記念日(1988年・山田洋次監督)
ザジ ZAZIE(198 ……
鈴木光枝さんが亡くなってから、17年と200日が経ちました。(6409日)