小笠原美都子 氏(おがさわらみつこ)
歌手[日本]
2019年 7月25日 死去肺炎享年100歳
小笠原 美都子(おがさわら みつこ、1920年(大正9年)3月25日 - 2019年(令和元年)7月25日)は、日本の歌手。
日朝音楽芸術交流会名誉会長。
高知県長岡郡大豊町出身。
経歴=
昭和10年(1935年)、15歳の時に上京し歌を学んだ後、昭和15年(1940年)9月、20歳の時に「花嫁蝋人形」という歌でテイチクレコードよりデビュー。
東海林太郎と吹き込んだ「琵琶湖哀歌」は、昭和16年(1941年)4月6日に琵琶湖で起こった第四高等学校漕艇部(現金沢大学)の部員11人の悲惨な遭難事故を悼んで作られた歌である。
その年6月にレコードは発売されてヒットし現在でも歌い継がれている。
また、同年10月に発表した「十三夜」は戦後、榎本美佐江にカヴァーされた。
他に東海林太郎とのデュエット「九段のさくら」等、テイチクで計二百曲ほど吹き込んでいる。
1980年代には日朝音楽芸術交流会会長に就任し、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の国際音楽祭などで活躍するなど、北朝鮮と中国の友好活動でも知られている。
北朝鮮国内ではその功績を讃えられ度々表彰されている。
2000年には北朝鮮最高人民会議常任委員会から「親善第一級」の勲章を受けた。
2014年まで日朝音楽芸術交流会会長を務めた。
テレビ東京の『昭和歌謡大全集』にも出演した。
2013年2月、堺市のサンスクエア堺の大ホールで、朝鮮学校支援のチャリティーコンサート「歌はわが華」を周囲の支援で開催し、朝鮮語での歌も2曲まじえ ……
小笠原美都子さんが亡くなってから、5年と108日が経ちました。(1934日)