砂川一郎 氏(すながわいちろう)
鉱物学者[日本]
(東北大学名誉教授、元宝石学会日本会長、元日本鉱物学会会長)
2012年 12月20日 死去肺炎享年89歳
砂川 一郎(すながわ いちろう、1924年〈大正13年〉8月27日 - 2012年〈平成24年〉12月20日)は、日本の鉱物学者。
概要=
東京出身。
東北帝国大学卒業。
通商産業省地質調査所(現:経済産業省産業技術総合研究所)鉱床部長を経て東北大学理学部教授となる。
鉱物、結晶の成長機構の研究で知られ、日本結晶成長学会会長、日本鉱物学会会長などを歴任した。
西永頌らとともに、日本の結晶成長学の黎明期を支え、特にダイヤモンドをはじめとする天然鉱物の成長機構や、溶液中における結晶の成長機構の解明に大きく貢献した。
2002年、勲三等旭日中綬章受章。
2012年12月20日、肺炎のため死去。
88歳没。
弟子に、塚本勝男(東北大学理学部教授)、佐崎元(北海道大学低温研教授)、北村雅夫(京都大学理学部教授)らがいる。
著作=
単著=
『ダイヤモンドの話』岩波書店〈岩波新書〉、1964年3月。
砂川一郎さんが亡くなってから、11年と336日が経ちました。(4354日)