川口秀子 氏(かわぐちひでこ)
日本舞踏家・川口流創設者[日本]
2009年 1月5日 死去老衰享年88歳
初代 川口 秀子(しょだい かわぐち ひでこ、1922年(大正11年)5月30日 - 2009年(平成21年)1月5日)は、大阪府出身の日本舞踊家。
川口流を創設した。
来歴=
大阪に生まれる。
父は侠客の水熊。
母は芸妓。
幼い頃から山村流、若柳流の踊りを習う。
上京し、7歳頃から六代目尾上菊五郎、二世西川鯉三郎に舞踊を習う。
1939年(昭和14年)、19歳で川口流を創流する。
1957年(昭和32年)、演出家の武智鉄二と結婚。
古典と現代を融合させる舞踊作品を上演する。
また映画にも女優として出演。
武智が監督をした谷崎潤一郎原作の映画『紅閨夢』では谷崎松子に当たる政子の役を演じた。
老衰により死去。
86歳。
二代目 川口秀子(生年不詳)のあと、初代の孫娘・川口 千枝が2012年に川口流三世家元を襲名した。
映画=
『愛染草』(1934年) - 静千代 役
『紅閨夢』(1964年) - 政子 役
『白昼の通り魔』(1966年) - マツ子の母 役
『源氏物語』(1966年) - 六条御息所 役
著書=
『舞ごころ』(1965年、白蝶会)
参考文献=
川口秀子さん死去 日本舞踊家(47 News)2013年9月19日閲覧
川口流(扇若会 - ウェイバックマシン(2004年3月13日アーカイブ分))2013年9月19日閲覧
川口秀子さんが亡くなってから、15年と320日が経ちました。(5799日)