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中山研一 氏(なかやまけんいち)

法学者[日本]

(京都大学名誉教授)

2011年 7月31日 死去肺がん享年85歳

中山 研一(なかやま けんいち、本名:乾 研一(いぬい けんいち)、1927年1月9日 - 2011年7月31日)は、日本の法学者。
専門は刑法。
京都大学名誉教授。
来歴= 滋賀県出身。
虎姫中学、旧制静岡高校を経て、1953年京都大学法学部卒業。
1955年助手、助教授を経て、1968年同大教授。
1982年、京都大学名誉教授、大阪市立大学法学部教授。
1990年北陸大学法学部教授。
1998年退職。
退職後も、執筆意欲は衰えを見せなかった。
滝川幸辰と佐伯千仭の弟子。
2011年7月31日、肺癌のため大津市の病院で死去。
84歳没。
人物= 専門は刑法、ソビエト刑法だが、京都大学教授時代には、「暗黙の教授会申し合わせ」なるものにより、刑法学講座を担任できず、ソビエト法の講義を行っていた。
京都大学定年前に京大を去って、大阪市大に移ったのも、大阪市大で刑法学を講義できるからだと言われる。
この事情について、自身のブログで、「私が職組の委員長をしていた時期に、新左翼系の学生と職組との間にトラブルがあり、それが原因で、私の刑法の講義を一部の学生が妨害するという事態が発生し、そのために私は正規の講義ができず、学外で有志の学生にゼミ形式の講義をするという変則的な状態に陥った」ことが京大を去った理由であることを明らかにしている。
学説= 「わたくしの立場は、滝川説から出発し、とくに佐伯・平野説の強い影響の下に形成された」と明言し、結果無価値論の立 ……

中山 研一氏(なかやま・けんいち、本名乾研一=いぬい・けんいち=京都大名誉教授・刑法)7月31日午後10時46分、肺がんのため大津市の病院で死去、84歳。滋賀県出身。葬儀は4日午後2時から京都市南区西九条池ノ内町60の公益社南ブライトホールで。喪主は長男乾一郎(いぬい・いちろう)氏。(2011/08/01-17:44)

中山研一さんが亡くなってから、13年と114日が経ちました。(4862日)

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