岡村勲 氏(おかむらいさお)
弁護士[日本]
(全国犯罪被害者の会 代表幹事)
2025年 2月24日 死去肺炎享年97歳
岡村 勲(おかむら いさお、1929年4月27日 - 2025年2月24日)は、日本の弁護士。
日本弁護士連合会副会長や全国犯罪被害者の会(あすの会)代表幹事を歴任。
人物=
高知県宿毛市出身。
一橋大学経済学部卒業後、一橋大学大学院法学研究科修士課程修了、法学修士。
田中誠二ゼミ出身。
1956年に旧司法試験に合格。
1959年以降弁護士として活動し、第一東京弁護士会会長や日本弁護士連合会副会長、法務省法制審議会委員を歴任。
1988年に発生した上海列車事故では日本弁護団団長を務めた。
1997年10月、自身の妻が、山一證券問題に際して逆恨みした男性によって殺害された(山一証券代理人弁護士夫人殺人事件)。
これによって、岡村は犯罪被害者の遺族となり、犯罪被害者の権利向上活動に携わるようになる。
その後、光市母子殺害事件の被害者遺族である本村洋らと共に全国犯罪被害者の会(あすの会)を2000年に設立、代表幹事となる。
2000年に岡村が文藝春秋に寄稿した「私は見た『犯罪被害者』の地獄絵」を読み感銘を受けた瀬戸内寂聴や、大学の同窓の友人だった石原慎太郎(東京都知事)らが代表発起人となり「犯罪被害者の会を支援するフォーラム」が設立され、樋口廣太郎(元経済団体連合会副会長、アサヒビール名誉会長)や、奥田碩(日本経済団体連合会名誉会長、元トヨタ自動車社長)も代表発起人として、また高橋宏(首都大学東京理事長、如水会副理事長)と、山本千里(元 ……
岡村勲さんが亡くなってから、35日が経ちました。