今野雄二 氏(こんのゆうじ)
映画評論家[日本]
2010年 8月2日 死去自殺享年68歳
今野 雄二(こんの ゆうじ、1943年10月5日 - 2010年7月27日)は、日本の映画・音楽評論家、翻訳家、小説家。
略歴=
北海道室蘭市生まれ。
国際基督教大学教養学部語学科卒業後、平凡出版(後のマガジンハウス)に入社。
『平凡パンチ』『an・an』編集部を経て、評論家として独立。
音楽評論家としては、ミッシェル・ポルナレフ、ロキシーミュージック、10ccなど、多数のレコードのライナーノーツを担当した。
日本テレビの深夜番組『11PM』に出演して映画紹介や流行のサブカルを紹介するコーナーを受け持ち、司会の愛川欽也から「コンちゃん」と呼ばれ、そのニックネームで知られるようになった。
1970年代にはその他に当時の若者向け番組『リブ・ヤング!』や『チャンネル泥棒!快感ギャグ番組!空飛ぶモンティ・パイソン』などに司会者として出演した。
1971年、『映画評論』の3月号と8月号にそれぞれ、まだ日本で公開されていなかったアメリカ映画『真夜中のパーティー』の評論を寄稿した。
3月号では「何よりもぼくが興味をひかれたのはハンクという32歳の数学教師という人物である」「この1~2年の間にニュー・ヨークを中心とするアメリカの大都会では、はるかに男性的な男たちの間でホモセクシュアルなフィーリングが急激に拡まっていく現象が注目され出したという。
オネエことばを使わない彼ら新しいタイプのホモたちをマス・コミは<ニュー・ホモ>と呼んだのである。
ホモを特集 ……
今野雄二さんが亡くなってから、14年と124日が経ちました。(5238日)