鈴木成文 氏(すずきしげふみ)
建築学者[日本]
2010年 3月7日 死去虚血性心不全享年84歳
鈴木 成文(すずき しげぶみ、1927年7月30日 - 2010年3月7日)は、日本の建築学者である。
東京大学名誉教授、元神戸芸術工科大学長、専門は建築計画学。
人物・来歴=
1927年(昭和2年)7月30日、東京府東京市東池袋(現在の東京都豊島区)で生まれる。
父に鈴木信太郎、弟は鈴木道彦
旧制・東京高等師範学校附属中学校(現在の筑波大学附属高等学校)を経て、東京大学工学部建築学科卒業。
同大学大学院修了。
吉武泰水のもとで、建築計画学を研究する。
東京大学工学部教授を経て、神戸芸術工科大学長を務める。
第二次世界大戦後の復興期の公共施設計画S研究を行う中で、1951年(昭和26年)、公営住宅の標準型「51C」の設計に研究室の一員として参加。
「51C」はダイニングキッチン付公営住宅の原型となった。
2001年(平成12年)、日本建築学会賞大賞受賞。
著書に『51C白書』(2006年)『住居論』、『住まいの計画・住まいの文化』、『住まいを読む』などがある。
2010年(平成22年)3月7日、虚血性心不全により死去した。
満82歳没。
2003年(平成15年)から始め、書籍化もされた公式ウェブサイトの『文文日記 日々是好日』は同年3月4日のエントリーが最後であった。
おもな著書=
『建築計画』、実教出版、1975年 ISBN 4407021500
『住居論』、共著扇田信・持田照夫・広原盛明・島村昇・初見学・吉野正治・田中恒子・足達富士夫・梶浦恒男、彰国社、1987年 ISBN 4395150071
『住まいの計画・住ま ……
鈴木成文さんが亡くなってから、14年と275日が経ちました。(5389日)