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クラウス・リーゼンフーバー 氏Klaus Riesenhuber

哲学者[ドイツ]

2022年 3月31日 死去肺炎享年85歳

クラウス・リーゼンフーバー(Klaus Riesenhuber, 1938年 -2022年3月31日)は、ドイツ出身の哲学者、思想史研究者。
ローマ・カトリック司祭、イエズス会士。
上智大学文学部哲学科名誉教授、同大学中世思想研究所 元 所長。
1991年から1999年まで放送大学客員講師も務めた。
人物= 1938年、ドイツのフランクフルトの名門家庭に生まれる。
ザンクト・ゲオルゲン哲学・神学大学 (Philosophisch-Theologische Hochschule Sankt Georgen) で哲学を学ぶが、1958年にイエズス会に入会し中退。
その後ベルヒマンスコレー大学で哲学を学び始めた。
1962 年から 1967 年まで、ミュンヘン大学で哲学(専攻)のほか、副専攻として心理学や基礎神学をマックス・ミューラーやカール・ラーナーのもとで学んだ。
1967 年にトーマス・アクィナスに関する論文で博士号を取得。
1969年から2009年まで上智大学で教鞭をとり、1989年に同大学で神学博士号を取得した。
日本語は話すが、著述はもっぱらドイツ語で行い、村井則夫らの翻訳を介して著作を発表している。
『中世思想原典集成』の編者として日本におけるヨーロッパ中世思想の紹介に大きな貢献をなした。
専門は西洋中世の哲学・神学、初期ドイツ観念論と現象学。
また、上智大学内で禅の指導をするなど、日本文化とキリスト教の融合を図る。
哲学者として生涯を人生の意味の問題に費やした。
兄はドイツキリスト教民主同盟所属のドイツ連邦議会議員であり、研究技術大 ……

クラウス・リーゼンフーバーさんが亡くなってから、2年と235日が経ちました。(966日)

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